今や若手トップ女優の芳根京子さん。ドラマのオーディションでは次々と役を勝ち取ることから、「一緒にオーディションを受けたくない女優」として認知されているそう。
それでも昔の頃は、オーディションに受からなかった時期もあり、たくさん苦労されていたようです。
今回は、あまり知られていない初めて朝ドラに出演した「花子とアン」での芳根京子さんの役柄と、芳根京子さんの難病についてお伝えしていきます。
足は大丈夫なのでしょうか?どんな苦労をされてきたのでしょうか?さっそく見ていきましょう!
目次
特技は持久走!芳根京子のプロフィール
こちらが芳根京子さんのプロフィールです。
- 生年月日:1997年2月28日
- 血液型:A型
- 身長:159cm
- 出身地:東京
- 特技:ピアノ・フルート・持久走
ピアノ・フルートと音楽に堪能な芳根京さんですが、特筆すべきは「持久走」。運動も得意なんですね。
芳根京子がかかった難病とは?
芳根京子は中学2年生の時に、ギラン・バレー症候群という難病にかかったことを告白しています。
難病「ギランバレー症候群」について
ギランバレー絵症候群とは、筋肉を動かす運動神経が傷害され、四肢に力が入らなくなってしまう難病です。
年間の発症率は10万人に1人か2人程度であり、重症の場合はなくなってしまう人もいるようです。
難病「ギランバレー症候群」の原因は?
ギランバレー症候群は、細菌やウイルスが体内に侵入することによって発症します。
これは細菌やウイルスが症状を引き起こすのではなく、体内を守る抗体が神経を傷つけること(自己免疫疾患)が原因です。
※大原麗子さんや中村うさぎさんなども発症。
難病「ギランバレー症候群」の症状は?
ギランバレー症候群の症状には次のような特徴があります。
- 発症の1~3週間前に感染症状(咳・発熱・腹痛・下痢など)があらわれる。
- 筋力が低下し、両手足の力が急に入らなくなる。
- 下半身から上半身へと広がっていき、手のひらや足の裏にしびれを感じることもある。
発症してから約一か月後にピークがやってきて、ピークとなると筋力低下によって力が入らず、歩行などができなくなったり、呼吸が難しくなります。
難病「ギランバレー症候群」の後遺症は?
ギランバレー症候群は、ピークを過ぎれば症状は治まっていき、治療期間は約三か月から半年で治すことができます。
約80%の人は薬やリハビリといった治療で完治することができますが、残り20%は後遺症が残ることもあり、最悪死に至ることもあります。
では芳根京子さんの場合はどうだったのでしょうか?
難病で芳根京子の足は大丈夫なの?
芳根京子さんの場合は、中学二年生の頃に発症し、約一年間は学校に通うことができなかったそうです。
足がうまく動かせず歩くことが困難でしたが、入院治療の甲斐もあって現在は完治しており、後遺症は残っていないそうです。
それどころか、芳根京子さんが難病から回復した後には、得意の持久走で学年トップになったとのことですので、まったく生活に支障はなさそうですね!
難病を通して命の尊さを学んだ
そして芳根京子は難病ギラン・バレー症候群になってしまったときには、後遺症が残るのではないかと不安になりましたが、
周りの人とおしゃべりをしたりしてコミュニケーションを取り、毎日楽しいことを探して難病に気持ちで負けないようにしていたそうです。
芳根京子さんは難病を通して、命の尊さを学んだそうです。芳根京子さんの純粋な気持ちがあらわれていますね。
芸能界デビューからの芳根京子さんの経歴
その後の芳根京子さんの主な経歴は以下の通りです。
- 2013年にフジテレビ系ドラマ『ラスト♡シンデレラ』で女優デビュー。
- 2014年、NHK 連続テレビ小説『花子とアン』で花子の親友の蓮子(仲間由紀恵)の娘役を演じる。
- 2015年、キャストオーディションで1000人以上の参加者の中から選ばれ、TBS系ドラマ『表参道高校合唱部!』でドラマ初主演を務める。
- 平成28年度後期 NHK 連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロイン坂東すみれ役を務める。
着々とステップアップし、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロイン・坂東すみれ役を演じている芳根京子さん。
あまり知られていませんが、芳根京子は2014年の朝ドラ「花子とアン」に出演した経験があります。この記事では、芳根京子さんが「花子とアン」で演じた役柄についてみていきましょう。
「花子とアン」芳根京子の役柄は、蓮さまの娘・富士子役
芳根京子さんが「花子とアン」で演じた役柄は、「蓮さま」こと葉山蓮子(仲間由紀恵)と宮本龍一(中島歩)の娘・宮本富士子役です。※第22週~26週(2014年8月25日~9月27日)の期間に登場。
富士子は4歳違いの兄・純平(大和田健介)との二人兄妹で、純平が戦死した後には、放心状態となった蓮子を龍一とともに支えています。
また、富士子は父・龍一が反戦活動により連行された現場に居合わせており、その際には動揺のあまり涙を流しています。この一件により龍一が周囲から「非国民」扱いをされるようになると、富士子も投石をされるなどの嫌がらせを受け、辛い日々を送っています。
地味?印象が薄かった?富士子役
世紀の駆け落ちにより世間からワイドショー的注目を集めるなど、何かと人騒がせな両親を持つ富士子でしたが、富士子自身はいたって真面目で大人しい女性でした。
もともとがそれほど派手な顔立ちではない芳根京子ですが、「花子とアン」では暗い戦時中の時代の出演が中心であったこと、それに富士子の服装が学生服などが中心で、メイクも地味だったこともあり、それほど視聴者の印象には残っていないようです。
芳根京子さんを以前から知る人でも「花子とアン」に芳根が出演していたことをあまり覚えていない人が散見され、そういった意味でも「べっぴんさん」の芳根京子さんは、変に朝ドラ過去作品の「手垢」がついていないフレッシュなヒロインともいえそうですね。
芳根京子の「花子とアン」オーディションでのエピソード
ちなみに、芳根京子さんの、この「花子とアン」の富士子役はオーディション経由で決まりましたが、実はここに泣けるエピソードが隠されていました。
というのも実は、芳根京子さんのお祖母さん、「花子とアン」の合格の発表を待たずしてこの世を去っています。
「花子とアン」の合格を一緒に願い、楽しみにしていたお祖母さんを失い、悲しみに暮れる芳根京子さん。
合格通知が届いたのはなんと、お祖母さんのお葬式の日だったそうです。
それでも、「いつか京子も朝ドラに出られるといいね」と言っていたので、「花子とアン」の合格は、おばあちゃんからのプレゼントかもしれないと、全力で演技に臨んだそうです。
内心ではかなりくじけそうになったと思いますが、それをバネに努力する芳根京子さんはとっても強い女性ですね。
きっと天国の祖母も、今の芳根京子さんの活躍を微笑みながら見てくれてることでしょう!
まとめ
- 芳根京子さんは中学二年生の時に、難病であるギランバレー症候群を発症した。
- 全身の筋力が低下していく難病で、約一年間ほど学校に通えず、入院生活を余儀なくされた。
- 歩く際の足には後遺症は残っておらず、その後持久走では学年トップに。
- 芳根京子さんは難病から、命の尊さを学んだ。
- 芳根京子さんは、朝ドラ『花子とアン』で花子の親友の蓮子(仲間由紀恵)の娘役を演じていた。
- 人騒がせな母親の蓮子を支える富士子(芳根京子さん)は、真面目で地味で印象が薄い役柄だった。
- 「花子とアン」のオーディションの合格通知がお祖母さんのお葬式当日に届いたが、お祖母さんのプレゼントだと思い演技に励んだ。
いかがだったでしょうか。難病にかかって苦しい思いをしましたが、現在は足に後遺症は残っておらず、持久走も走れるほど元気になったとのこと。
そして「花子とアン」に芳根京子さんが出演されていることを知らない方も多いと思いますが、お祖母さんが亡くなったときのエピソードから、家族思いの努力家な一面が浮かんできました。
芳根京子さんのこれからの活躍がますます楽しみになりましたね!
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