人間関係のストレスは性格ではなくタイプの違い!ストレスの対処法を心理学から解説!

人間関係にストレスはつきもの。

けれど、同じ事柄でもストレスをためやすい人とストレスがあまりたまらない人がいるのも事実です。一般的にはマジメで責任感が強く、断れない性格の人がストレスをためやすいと言われています。

あなたは、合わない人に自分を合わせようとしてストレスを感じてしまっていませんか?また、性格が合わないからと言って相手を変えようと考えてしまっていませんか?

相手の性格を変えなくても、自分の考え方を変えることで人間関係のストレスを減らすことができます。その方法は色々なタイプの人の違いを理解し、接し方を変えることです。

この記事では、ストレスの対処法を心理学をもとに解説していきます。では、さっそくみていきましょう!

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人間関係のストレスは相手の性格をを変えようとしないこと

人間関係のストレスにおいてやってはいけないことは、相手の性格を変えようとすることです。変わらない相手を変えるよりかは、自分ができることをする方がよっぽど効果的です。

その「まずできること」は色々なタイプの人を知ることです。そしてタイプに応じて接し方を変えることです。どんなタイプがあるのかをこれから紹介していきます。

視覚・聴覚・体感覚

人によって情報のインプットの仕方は違っており、以下の3つがあると言われています。

  • 視覚タイプ:映像や図解など、見たものをよく覚えている
  • 聴覚タイプ:会話や音など、聴こえたものをよく覚えている
  • 体感覚タイプ:体で感じたことや雰囲気などをよく覚えている

これを踏まえると、例えば仕事のやり方を覚える時、

  • 視覚タイプの人:メモを取ったり、マニュアルを作ろうとする
  • 聴覚タイプの人:口頭での説明をしっかり聴こうとする。
  • 体感覚タイプの人:実際に体を動かしてやってみようとする

というように、情報整理の仕方は三者三様です。

例えば、あなたが聴覚タイプであれば、メモを頑張って取らなくてもいいですし、実際に体を動かしてやってみようとする人が間違っているわけではないことがわかります。

これはコミュニケーション全般で役に立つので、自分のタイプ、そして相手のタイプを気にするようにしてみてください。

内向タイプ・外向タイプ

内向タイプ・外向タイプとは聞き慣れない言葉ですが、要は1人を好むか集団を好むかの違いです。

  • 内向タイプ:1人でいることでエネルギーを充電するタイプ
  • 外向タイプ:集団の中にいることで、エネルギーを充電するタイプ

このタイプの違いは、脳の情報処理の経路の違いによるものと言われています。

内向タイプは、外界からの刺激が多すぎたり、初対面の人に対してストレスを感じます。また、自分のことを積極的に話したがりません。

これに対して外向タイプは、外界からの刺激を受けて元気になります。初対面の人に好奇心を持ち、自分のことを話したいと思っています。

問題が起こりがちなのは、外向タイプが内向タイプに「もっと積極的になれ」という場合。

外向タイプの人は内向タイプの人の行動が理解できないし、内向タイプは内向タイプで、積極的ではない自分をダメだと思ってしまいがちです。

他にも、話を聞いてもらいたい奥さんに対し、1人になりたい夫という図式もあります。お互いのことを知らないことでストレスをためてしまうのはもったいないですね。

感情フォーカスタイプ・思考フォーカスタイプ

こちらは男女間でよくみられるタイプです。要は共感したいのか、問題解決をした以下の違いです。

  • 感情フォーカスタイプ:感情的なつながりを重視し、話を聞いて共感してほしいタイプ
  • 思考フォーカスタイプ:物事に対して思考することが多く、解決策を教えてほしいタイプ

一概には言えませんが、女性が感情フォーカスタイプ、男性が思考フォーカスタイプであることが多いです。

この違いを理解していないと、感情フォーカスタイプの女性は話を聞いて共感してほしいだけなのに、思考フォーカスタイプの男性は解決策を提示してしまうということが起こります。

そうなると、せっかく一生懸命考えても、「聞いてもらえてない」とストレスを感じてしまいます。

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心理学でストレスの対処法を学ぶ

様々なタイプを理解したところで、次は心理学で出てくる言葉からストレスの対処法をお伝えしていきます。

ストレスを対処するために知っておくこと

一口にストレスといっても、ストレスの大きさやストレスの数、ストレス耐性(あなたがどれだけストレスに耐えられるか)によって、対処の仕方が違ってきます。

状況が切迫していれば、少しのストレスでも体調を崩してしまいますし、そうでなければ、比較的大きなストレスでも耐えられます。

ストレスバルーンを破裂させないようにする

ストレスバルーンとは、人のストレスがたまっていく様子を概念化したものです。

人は大小さまざまなストレスを無意識にため込んでいきますが、その容量はバルーン(風船)のように限度があり、バルーンの大きさは人それぞれです。

ストレスバルーンが破裂してしまわないよう、次の考え方を取り入れてストレスの数を減らしていくようにしましょう。

メタ認知

ストレスマネジメントで最も大切と言われていることが、心理学用語の「メタ認知」です。

「メタ」とは~を超えての意味で、「認知」とは気づくこと。つなげ合わせると、「自分を超えて気づくこと」になります。

もうちょっとわかりやすく言うと、メタ認知とは「今、自分がストレス状態にあるんだ」と客観的に気づくことなのです。

「何だ、そんな簡単なことか」と思われるかもしれませんが、人はストレスを感じていても往々にして気づかないものです。知らない間にイライラや疲れなどのストレスをため込んだりしていませんか?

歯が弱って虫歯になってから対処しても遅いのと同じように、ストレスの対処も、ストレスがたまっていることに気づくのが遅いと対処がしづらくなります。

そのためにも、ストレスのサインを早めに気づき、対処することが必要です。

事実とシナリオを分ける

客観的になって、ストレスのサインに気づくよい方法は書き出すことです。

書き出すことで、自分と一体化していたストレスを物理的に引き離すことができます。方法としては、まずストレスになっている事柄を書き出してみましょう。

例えば次のようなことを書きだしたとします。

昨日の会議では、緊張していたけど、思い切って発言してみたら、周りがシーンとしてしまった。①誰も発言する人はおらず、②みんなに無視された。しばらくして③上司に、「君の意見は他の人と違うね」と言われた。④自分の存在を否定された感じがした。

⑤先輩からは「ユニークな意見だね」と言われた。⑥きっと笑われていたんだ、⑦やっぱり自分は浮いている。そう思うと⑧胃が痛くなった

下線が引かれた部分には、事実とシナリオ(勝手な解釈)が混じっています。

どれが事実で、どれがシナリオでしょうか?

この中で事実は①・③・⑤・⑧です。意外と少なかったのではないでしょうか?

事実というものは、よい悪いと解釈されるものではありません。ストレスをためてしまうのは、自分で勝手に作り出してしまったマイナスのシナリオなんです。

ですので、ストレスに気づくには、自分のやっていることを客観的にみて、そこから事実とシナリオに分ける。これだけで、ストレスと感じることがグッと減るはずです。

まとめ

  • 人間関係のストレスは、相手の性格を変えようとせず自分にできることを行う。
  • 人はさまざまなタイプを持っている。そのタイプの違いを知り、接し方を変えるだけでストレスが減る。
  • ストレスの対処法で重要なのは、耐えられる限度を知り、ストレスの数を減らしていくこと。
  • ストレスを大きくさせないためにも、「今、自分がどんな状態にあるか」を客観的に気づくこと。
  • ストレスを減らすために、事実とシナリオに分けて無用なストレスを感じないようにする。

いかがだったでしょうか。ストレス自体が悪いわけではなく、ストレスを溜めたまま気づかないことが問題なのです。

心理学を知ることで人間関係のストレスを減らし、心地よい生活を過ごすことができます。今回知ったことをそのままにしてしまわないよう、何か一つでも実践してみてください。

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