断れない人の特徴と心理がわかれば、その短所な性格は改善できる!断る口実よりもまず「気持ち」

日常を過ごしていると、いい悪い関係なく頼まれごとやお誘いを受けることがありますが、体調がすぐれなかったり、どうしてもスケジュールが合わなかったりと、自分の都合で断らなければならない時ってありますよね。

そんな時あれこれと考えてもなかなか決めきれなかったり、とりあえずOKを出してしまうこともあるかと思います。さらに困ってしまうのが特に理由がない時。どうしても気が進まなかったりすることもあると思います。

あなたはそんな経験がありませんか?こういったことは表面的には目に見えませんが、断れないことに悩んでいる人はたくさんいるんです。そして、自分のこの性格を短所だと思ってしまうのです。

では、断れないと感じている人にはどんな特徴があるのでしょうか?どんな心理が働いているのでしょうか?

この記事を読むことで、より自分自身の心の動きがわかるようになります。心の動きがわかれば、短所だと思っていたあなたの性格を改善することができますよ。では早速見ていきましょう。

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頼まれごとを断れない人の特徴

断れない人の特徴はひとことで言えば、「とてもいい人」です。いい人といっても、どちらかというと損な役回りをしてしまうタイプを指し、以下のようなケースで断りたくても断れないことが起きます。

  • 仕事を頼まれた時 ⇒ 断れない
  • 食事や遊びのお誘いを受けた時 ⇒ 断れない
  • 頼まれごとをされた時 ⇒ 断れない

いい人だからこそ相手も誘ったりお願いをしたりするのですが、その時に相手のことを考えすぎてしまってはっきりとした返事ができなくなります。

言い出せずに、我慢したりうやむやにしてしまう

そんな時に相手に断りを入れようにも、納得するような理由が浮かばなかったりして断り切れなかったり、なんか悪いなあ…と思ってしまうと言い出せなくて、

最終的には「仕方ない」とガマンして受け入れたりするか、もしくはフェードアウトするかのように後味の悪い形で断ってしまったりすることが多いのが特徴です。

その他にも、ギブアンドテイクを重視する人、悪くいってしまえば損得勘定で物事を考えてしまう人ですと、頼まれごとを言われた時に断りづらいといった状況が起きます。

実はお願いするのも苦手

そして断れない人は、実は逆にお願いすることも苦手です。

それは自分がお願いした時に断られたくないという思いもありますが、それとは別で、お願いする相手に自分を投影してしまったりもするんです。

「相手も自分のように断れない人だったら、負担をかけてしまって申し訳ない」そう考えてしまって、お願いすることをためらってしまうからです。

頼まれごとを断れない人の心理

では、断れない人の内側ではどんなことが起こっているのでしょうか。短所な性格を改善しようとするにも、問題となっている点がわからなければ改善することもできませんよね。どこに焦点をあてればいいのか、その心理を追ってみましょう。

嫌われてしまうかもしれない

誰しも嫌われたくないとは思うものですが、とりわけ断れない人は嫌われることに敏感です。

もし相手の提案に不満を漏らしたり断ったりしたら、「相手に嫌われるかもしれない」という恐怖が頭をよぎり、断れなくなるのです。

これは本当にそうであろうかなかろうと関係なく、「相手に嫌われるかもしれない」と想像してしまうことがポイントです。

他にも、「相手に迷惑をかけてしまうかもしれない」「相手が傷つくかもしれない」「相手が離れていってしまうかもしれない」そんな気持ちでいっぱいだと、なかなか断り切れなくなってしまいます。

相手が断ることはあなたの中ではOKなのに、あなたが断ることに関してはNGだという思いを強く持ってはいないでしょうか?

実際のところはそこまで気にすることではないはずなのに、心の奥で、その恐怖を感じてしまっているのです。

不安が強くなり、心配性になる

断れないと感じるのは、何も1対1の場面だけではありません。繊細で不安が強く心配性のあなたは、周りの人がいる手前、断れないという気持ちがいっそう強くなります。

その場を壊さないように自分を抑えて我慢すれば、一時的に不安は収まるかもしれません。ですが、長い目で見ると相手を不快にさせないよう気を遣い過ぎて、逆に不安や心配を強めてしまうことになってしまうのです。

こういったことが続くと、自分が下した決断に後悔してしまったり、先の予定に対して気が重くなってしまうことになるでしょう。

頼まれごとを断れない人には断れない理由がある

それは生まれ持った性質もありますが、やはり断れなくなった理由が存在します。断れないと感じている人は、そのことを自分のダメな性格で短所だとみなしてしまいがちです。

そして、断る勇気を持とうとするのですが、いざ相手を目の前にするとそれができません。

でも当たり前なんです。あなたの努力が足りないわけではなくて、断れない理由があるんですね。では、どういった理由があるのでしょうか。

断ることで相手が傷つくのを恐れている

あなたは断ることで、相手が傷つくのを恐れていませんか?相手も傷つくに違いないと思っていませんか?

相手を傷つけることをいとわない人であれば問題なく断ることができますが、あなたは優しい人ですからそうはいきません。

そして「傷つく」と想像するということは、過去にそういった経験がベースになっています。

過去に断られた心の傷がある

ちょっとした例え話をします。現実にはない話ですが、イメージの中であなたがタイムマシーンで過去に向かい、あなたが子どもの頃、お父さんと遊園地に行く約束をしていた場面に出くわしたとします。

そこにはワクワクしながらその日を待っている小さい頃のあなたが見えています。ところが、あなたはその日を楽しみにしていたのに、お父さんにその約束を急に断られてしまいます。

「今回は行けなくなった、ごめんよ」あなたはせっかく楽しみにしていた遊園地の約束を急に断られてショックを受けます。

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「なんで?どうして?」「約束したっていったじゃない!」怒ったり、悲しんだり、泣いたりしてもお父さんは首を縦に振りません。

「お父さんなんてだいっきらい!」子どものあなたは心に傷を負います。そして、勝手な思い込みをしてしまいます。

「お父さんが遊園地に連れてってくれないのは、私のことが嫌いだからなんだ」

大人になったあなたには、このような思い込みは正しくないということはわかりますよね。お父さんは、もしかしたら急に仕事が入ったかもしれないし、子どものあなたには言えない事情があったのかもしれません。

そしてそうでなかったとしても、そんなに急に人を嫌いになったりしませんし、わざわざ自分の子どもをガッカリさせてやろうなんて思いませんよね。

でもその時感じた感情の傷と思い込みを、今もあなたは持ち続けているのです。

状況や出来事はそれぞれ違いはありますが、過去に断られたことで生まれた心の傷は、今になっても大きな影響を及ぼしてしまっているのです。

頼まれごとを断れない人が日々の中でできること

断れない人は頑張って断ろうとしてはいけないのです。その時に感じた気持ちを自分自身で受け入れることが大切なのです。

では、日々の中で、どんなことを意識すればよいのでしょうか。

まずは断られることから

断ること、それはあなたの大事な権利です。それと同時に、相手に断られることも相手の大事な権利です。

もし、あなたが断ることに抵抗を感じているのならば、まずは断られることを受け入れてみてください。断られることで、相手にも権利があることを認められるし、あなたの権利を受け入れることにもつながります。

お互いの断る権利を大切にしましょう。

断れなくてもいい、変えるのはバランス

頼まれごとや誘い事があったとき、あなたは何%ぐらいを断れているでしょうか?あるいは逆に何%ぐらい応じているでしょうか?

もしあなたが100%応じてしまっているのであれば、目標は100%断ることではありません。あなたが必要な分だけで結構なんです。10%、20%、少しずつでいいので、バランスを変えてみましょう。

頼まれごとを断れない人が知っておきたいこと

断れない人は、断ることで起きるショックや恐怖など、ネガティブな側面にどうしても目を向けてしまいがちです。そうではでなくて、断られることでよかったと思えた体験があると、その意味は変わってきます。

私が経験し、感じたことをここではご紹介します。

しっかり断ってくれる人は信頼できる

お願いしたことに対して、あいまいに濁して、最終的にうやむやにされることが多いとどんな気持ちがするでしょうか?また、本心でないことを言われたらどんな風に思うでしょうか?

しっかり断ってくれる人は、自分にも相手にも誠実な人です。あなたが断りづらいと思っているからこそ、しっかりと断ってくれる人は信頼できるのです。

断られてよかったという経験が成長につながる

断れない人は、なんでもかんでも応じようとする代わりに、相手にも応じてほしいという期待を持ちます。それが時には相手に対する甘えになってしまう時があります。

私は体調不良の時期が長く、仕事に応募することもできないほど、気持ちが弱っていた時期がありました。意を決して応募してみて断られることほどつらいことはありません。

けれども同時に、こんな私を何とか拾ってくださいという気持ちも同時に持っていました。もう少し頑張ってみようという気持ちになれたのは、断られたという経験があったからこそです。

断る口実やテクニックじゃない、大切なのは気持ちのやりとり

断ることに対する口実やテクニックというものはあります。伝え方というものはもちろん大切ですが、その土台には気持ちのやり取りがあります。

その気持ちのやり取りを無視して、断る口実をつくってかわそうとしてしまうこともあるかもしれませんが、やはり大切なのは気持ちのやり取りです。どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

怒りをそのままにしないで

好意的なお願いやお誘いがある一方で、あなたに責任を押し付けたり、負担を肩代わりさせようとする時は、自らを守らなければなりません。

上司が仕事を振り分けるときに、お願いしやすい相手だからとやたらこちらに振ってきたり、ひどいものには、多少無茶振りしても言い返さないから、アイツにとりあえずやらせておこうとする人もいます。

そんな時に怒りを抑えてしまう必要はないのです。怒鳴らなくても、相手に意志を伝えることはできるのです。あなたの断る権利を放棄して、負担をため込まないようにしてください。

気持ちを受け取って返す

断りにくいと感じるのは、相手の好意に対して申し訳ないと思うからです。ただ、相手が期待しているのは、応じることではなく、気持ちを受け取ってもらうことなんです。

もし、事情があって断らないといけない場合は、まず受け取りましょう。そのうえで、残念ですが、と相手に対して私は残念です、という気持ちを返してあげてください。

そうすると、相手は受け取ってもらえたと感じ、断られることに対して傷ついたりはしないはずです。

まとめ

  • 頼まれごとを断れない人の特徴は、心優しい「いい人」。その優しさから、自分からお願いすることも苦手です。
  • 頼まれごとを断れない人は、嫌われるのを恐れてしまいがち。後悔したり気が重くなるまで悩む必要はないのです。
  • 頼まれごとを断れない理由は、相手を傷つけてしまうと感じているから。それは過去にあった心の痛みと関係している。
  • 頼まれごとを断れない人がまずできることは、断られることを受け入れること。そして、少しずつバランスを変えていくこと。
  • しっかりと断ってくれる人は信頼できる。そして断られることが成長につながる。
  • 断る口実やテクニックではなく、気持ちのやり取りを心掛ける。

いかがだったでしょうか。断るということは努力や頑張りの問題ではなく、そこで起きていることを知り、気持ちを受け入れることが重要だということが理解できたと思います。

あなたが短所と思っていた性格は、その心理や特徴をつかむことで改善できます。まずは断られることを受け入れ、バランスを変えていってみましょう。

もし感情が強すぎて難しいといった場合は、段階を踏んで、できることから始めてみてください。それがあなたを大切にすることにつながるのです。

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