休みの日になると一人でゆっくりしたくなることって多いと思うんですが、外に出ず、連絡も取らずにずっと一人でいると寂しいですよね。
人付き合いって誰でも疲れるものですが、休みの日になると元気に外へ出かけている人を見ると、「自分も外に出なきゃ」とか「私ってなんでこんなに人付き合いに疲れるんだろう」と自分を責めてしまっていませんか?
今回は、人付き合いに疲れるけど寂しいあなたへ、それは病気ではなくあなたが持っている才能なんですよということをお伝えしていきます。
また、うつにならないための職場での対応方法と、スピリチュアルな観点からの話も併せて調べてみました。
ではさっそく見ていきましょう!
目次
人付き合いに疲れるけど寂しい人の特徴
人付き合いに疲れるけど寂しい人というのはこのような特徴を持つ方が多いです。一つずつ見ていきましょう。
虚勢を張ったり、無理をして疲れてしまう
人付き合いに疲れる人は、マジメで頑張り屋さんな方が多いです。
ほどほどだったり、だらしなくすることをできないので人前では明るく振舞ったり、自分は元気だと虚勢は張ったりしてしてしまい、どっと疲れてしまいます。
人の目が気になって疲れてしまう
人の目が気になって疲れてしまうあなたはとても敏感な性質を持っています。
小さな音が気になったり、ちょっとしたことでパニックになってしまうのは、あなたが弱いのではなくあなたが敏感で繊細な性質を持っているからなんです。
周りにどう思われているか気になってしまう
敏感で繊細な性質を持っている人は、周りにどう思われているかを気にすることが多いです。これは、相手の気持ちと自分の気持ちの境界線が薄く、相手の気持ちを自分のことのように考えてしまうからです。
相手に気を遣い過ぎて自分の言いたいことが言えない
相手に気を遣い過ぎるのは、敏感で繊細な性質を持っているからなんですが、そういう方は往々にして自己主張が苦手な方が多いのです。
それは過去の人間関係で傷ついたことや失敗したことを必要以上に重く受け止めてしまうから。その恐怖が体に染みついてしまいやすいのです。
疲れるけど寂しい理由は、人付き合いが怖くて一歩が踏み出せないから
人付き合いに疲れるけど寂しい理由は、一つとしてあなた自身が持っている敏感で繊細な性質があるということ。そしてもう一つが人間関係の失敗や傷つきです。
特に親とのコミュニケーションにおいて、何をやっても褒めてもらえなかったり、親の言うことを聞かなければならなかったりといったことが多いと、人付き合いにおいて自己を主張したり、素の自分を出すことが難しくなります。
人付き合いがなくても全く大丈夫な人もまれにはいますが、多くの場合は、本当は人と関わりたい、人に興味があるのに、過去の人間関係で傷ついた経験から一歩が踏み出せないことが疲れるけど寂しい理由なのです。
人付き合いに疲れるのは病気ではない!
では、人付き合いに疲れるけど寂しい理由は、人間関係の傷つきということがわかりましたが、理由の一つに合った、敏感で繊細な性質とはどういったものなのでしょうか?
諸説ありますが、ここでは内向型・外向型とHSPについてお伝えしていきます。
内向型と外向型
内向型と外向型は読んで字のごとく、内側に向かいがちなのか外側に向かいがちなのかということです。それぞれの特徴を見ていきましょう。
内向型の特徴
- 自分ひとりか、二、三人の親しい友達といることを好む
- たとえ楽しかったことでも、外で何かをしたら休憩をとりたくなる
- 無口で冷静、マイペースを好みせかされるのは苦手
- 話す前に考えることが多く、自分の興味のあることはどんどん話せる
外向型の特徴
- 新しいものが好きで、単調なものは飽きてしまう
- 大勢の知り合いや友達がいて、知らない人でも気軽におしゃべりできる
- 外に出ることが好きで、活動することで元気になる
- 前もって考えなくても話したり行動することができる
こういった特徴を持つ内向型と外向型ですが、その割合はおよそ内向型が25%に対し外向型が75%。脳の情報処理の構造が違っているといわれおり、社交的で多数派なのが外向型なのです。
私もそうですが、人付き合いで疲れてしまったり、うまく話せなかったりすることが多い内向型の人は、一人でいることに対して自分はダメだとかもっと外に出なきゃとか思ってしまいがち。
そもそも、社交的で明るい人がよしとされる風潮にあるので、自分が内向型であると気づいてないと、自分だけおかしいのではないかと思ってしまうのも当然だと言えます。
HSP(エイチエスピー)という敏感で繊細な性質を持つ人
もう一つが、HSP(エイチエスピー)という概念で、Highly Sensitive Personの略なのですが、とても敏感で繊細な人が5人に1人の割合でいると言われています。
HSPの特徴
- 刺激に敏感
- 人の影響を受けやすい
- 直感力がありひらめきが強い
- 慎重で自分のペースを好む
- 内面的な部分を大事にする
HSPの人は、人よりも神経が繊細なので少しの刺激に興奮し、クヨクヨしたり疲れやすい方が多いのです。
人付き合いに疲れるのは才能
同じ人といっても感じ方の違いがあるということを知っていただきたかったのですが、内向型やHSPはともすれば劣っていたり損していると感じることがあるかもしれません。
ですが、物事を慎重に考えて行動に移すタイプの人は他の人にできない素晴らしい仕事をする方が多く、人柄の面においても物腰が柔らかく、誠実で信頼されるといったプラス面があります。
そして内面的な部分を大切にするのは芸術家タイプの特徴で、漫画家・デザイナー・音楽家などクリエイティブな才能を発揮される方やカウンセラーやセラピストなど人の心に寄り添う活動をされている方も多いです。
職場で人付き合いに疲れる時の対処法
そのような敏感で繊細な方にとって、大勢の人が集まって仕事をする職場は疲れやすい場所でもあります。
ではどんな時に職場での人付き合いに疲れるかというと、
- 仕事を頼まれると断れない・お願いできない
- 同僚との雑談や表面的な会話がうまくできない
- 人前でうまく話せない
- ミスをして指摘されるとショックを受ける
このようなことが起きるのはあなたが敏感で繊細だから。敏感な性質を変えるのではなく自分のことを知り、ストレスを減らす方向で対処していきます。
- 自分ができることだけを意識して、相手に引きずられない(自分は自分、相手は相手)
- 受け身になるのではなく、相手に与える意識をもってみる
- 自分の言いたいことをしっかり伝える
- できるだけストレスになるようなことは避ける・断る
いきなり難しいと感じることもありますが、少しずつやってみることで、だんだん疲れなくなり、職場で快適に過ごせるようになるはずです。
人付き合いに疲れてうつになる前に…
人付き合いのストレスは相当なものです。ストレスとためにためてうつ病になってしまう方もいますが、なるべく病気になるその前に気づけるようにすることも自分を守る手段です。
うつ病の前段階のサインが「適応障害」。ストレスがかかる状況下においてのみ、体の不調や気分の落ち込みが出てくる障害です。
無理に人付き合いをしようとせず、気の合う人と付き合おう
人付き合いに疲れるけど寂しいと感じるあなたがこれからやっていくことは、どんな人とでも無理に人付き合いをしないようにする、ということです。
ただでさえあなたは疲れやすく繊細なのです。一人でいることに負い目を感じるのではなく、そんな自分を認め、気の合う人とだけ付き合うようにすれば、あなたに合った人付き合いのバランスを見つけることができるようになるはずです。
人付き合いに疲れる理由をスピリチュアルの観点から!
人付き合いに疲れる敏感な性質を持っている人は、スピリチュアル的な素質を持つ方が多いです。スピリチュアルといっても現実離れしたものではなく、私が実感として納得していることをお伝えしていきます。
ネガティブなエネルギーを避ける
人には目に見えないオーラがあり、そのオーラにはエネルギーがあります。怒っている人、イライラしている人、そんな人にはネガティブなエネルギーが渦巻いています。
敏感で繊細なあなたはそのネガティブなエネルギーに巻き込まれやすい性質を持っているので、なるべくネガティブなところや人に巻き込まれないようにしましょう。
エナジーバンパイアに気をつける
ある特定の人と会うとグッタリ疲れてしまう…というようなことはありませんか?このように周りの人から無意識に相手のエネルギーを奪い取る人のことをエナジーバンパイアと呼びます。
エナジーバンパイアは、吸血鬼のような恐ろしい顔をしているわけでも残酷な人間でもなく、むしろ優柔不断だったり同情を誘ったりしてあなたのエネルギーを奪うことも多いのです。他にも、不平不満や、悪口などを言うタイプの人も注意が必要なので、相手のペースに巻き込まれず、平常心でいるよう心掛けましょう。
まとめ
- 人付き合いに疲れるけど寂しい人の特徴は、相手を気にしすぎて自分のことが言えなくなっている。
- その理由は、本人の敏感で繊細な性質と、人間関係での傷つきによるもの。
- 人付き合いに疲れるのは病気ではなく、慎重で1人を好み、刺激に対して敏感な性質を持っているから。
- 人付き合いに疲れるのは才能。慎重で誠実な人柄を活かし、クリエイティブな才能を発揮していくとよい。
- 職場で人付き合いに疲れるときの対処法は、周りに引きずられずにストレスを避け、言いたいことを伝えること。
- 人付き合いに疲れる時にスピリチュアル的な観点では、ネガティブでエネルギーを吸い取る人は避けるようにする。
いかがだったでしょうか。人付き合いに疲れるけど寂しい時は、まず自分がどんな特徴があるのかを知ること。そのうえで自分に合った人付き合いの方法を模索していくことで、今よりもラクになれることを願っています!
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