子供の叱り方はこの4つの注意点を守ればOK!怒りすぎる悪循環を断ち切る考え方!

子育てをしていくうえで、叱ることは避けられないもの。とはいっても、叱ることは楽ではありません。子供を怒りすぎて泣かせてしまったり、逆に反発されてしまうと叱る側にとってもしんどいですよね。

あなたがもし「叱り方」が下手だと感じているとしたら、それはあなたのせいではありません。「叱り方」は怒りの感情と相手への伝え方を知ることでうまくなりますので、むしろ改善の余地があると言ってよいでしょう。

この記事では、親御さんがさまざまな場面で使えるよう、決まったフレーズなどではない、「叱り方のキホン」をお伝えしていきます。その中でも一番大切なのは考え方。子供の叱り方は、これからお伝えする4つの注意点を守ればOKです。

では、どんな考え方なのかをこれから見ていきましょう。

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考え方は解決志向、「どうしたい?」に焦点を当てましょう

失敗をしてしまったり、問題が起きてしまったときには、「なぜそれが起こったのか」という原因究明が欠かせません。叱るときにも、「なんでそんなことをしたの?」「どうして○○をしなかったの?」とまず相手に問うはずです。

でも実はこれだけではいけないのです。なぜなら、「なぜ」「どうして」がわかっても、次にどうすればを考え、実行しなければまた同じことを繰り返してしまう可能性があるからです。つまり、「どうしたい」「どうすればいいか」を考えなければならないのです。

「なぜ・どうして」といった原因に焦点を当てるとき、時間の方向は過去に向かうのに対し、「どうしたい・どうすれば」といった解決策に焦点を当てるときは、時間の方向は未来に向かいます。

つまり、「叱り方」で大切にする考え方は、未来に焦点を当てた解決志向なのです。そして解決志向に考え方を変えると、叱り方が変わります。では、どういった風に変わっていくのでしょうか。

どうにもならないことの怒りに振り回されなくなる

例えば、お子さんの学校の成績が下がってしまった時を想像してみましょう。成績が下がっていることに目を向けて、過去の原因を探っていったらどうなるでしょうか?

「テレビばっかり見て勉強していなかった」とか、「宿題をしっかりとやっていなかった」という風に、成績が下がってしまった原因が出てきて、怒りがどんどん湧いてくるはずです。

「なんでこんなに成績が下がってるの!」これは叱り方としてはよくありません。ダメだとわかっていても怒りすぎて後で後悔してしまうのではないでしょうか。

なぜ過去の原因ばかり探ってはいけないかというと、「どうにもならないこと」に焦点を当ててしまっているからです。過去のことは変えられません。変えられないから怒りが余計に湧いてくるのです。

一方で、これからどうするかという未来に目を向けて解決策を探っていくとどうでしょうか?

一日30分は机に座る、食事が終わったらリビングで横にならない、など、具体的な対策が出てきます。未来のこれからのことは、目標の決め方や本人の気持ち次第で変えられるので、解決策を挙げることで怒りは湧いてこないはずです。

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叱らないで済む叱り方、解決志向の4つの注意点

未来のことで解決志向をといっても、ただ解決策を考えればいいわけではありません。お子さん自身が考えたり決めずに、あなたが解決策を与えてしまえば、なかなか本腰を入れて取り組まず、同じ結果を招いてしまうことがあります。

そんなことにならないようにするためにも、解決志向の以下の4つの注意点を覚えておきましょう。

注意点1:目標は子供本人に決めさせる

「親に言われたから」では、子供本人が責任を持って取り組まなくなる恐れがあります。「自分でやる」と決めさせることで、目標を達成する可能性が高まります。

また、目標は紙に書くと効果的です。口に出すのと違って紙に書くことで自ら責任を持とうとする力が働きます。

注意点2:今の自分に無理なく簡単にできることにする

よく、目標を高く持ち過ぎて、三日坊主になることがあります。また、子供本人が決めたとしてもその目標に能力が追いついていなければやる気があっても続きません。

いきなり大きなことをしようとするのではなく、お子さんに無理なくできることにします。それは、人間の脳は変化を嫌う性質があるからです。

そのためにも小さな変化を重ねていきましょう。それがある日大きな変化となって現れますし、あなたが叱るようなことも減っていくでしょう。

注意点3:否定形でなく、肯定形で目標を立てる

「~しないようにする」「~をやめる」といった否定形ではなく、「~をする」「~を始める」といった肯定形で目標を立てましょう。脳はインターネットと似ており、キーワードで脳の中の情報を検索します。

検索をかけたキーワードで膨大な脳のデータベースから情報を探しまわるため、例えば「テレビを見ないようにする」と否定形で検索をすれば、テレビという情報が頭の中に浮かんできてしまいます。

この例でいくと、テレビを見なかったら、「どんなことができるのか」ということを聞いてみてあげてください。

注意点4:具体的な行動を決める

「もっと勉強をするから!」「ちゃんと言うことを聞く!」

このように言われて、なんだか腑に落ちないと感じるのではないでしょうか?こういった時は、必ずと言っていいほどその約束は守られません。なぜかというと、抽象的過ぎて本人が何をすればいいのかがわかっていないからです。

「もっと勉強する」のであれば何をするのか、「ちゃんということを聞く」のであればどんなことを聞くのか、というところに焦点を当てるようにします。

例えば、間違えた問題をもう一度解いてみる、ゲームをするのは1日2時間までにするなど、気分や気持ちではなくて、具体的な行動を目標にするよう促してあげてください。

その具体的な光景や音、感覚などをイメージできていればより具体性が高まります。

叱り方が180度変わる「考え方」のまとめ

  • 効果的な叱り方の前に、まず「考え方」。未来の解決策に焦点を当てることが大切。
  • 怒りが湧いてくるのは、どうにもならない過去に焦点を当てているから。解決志向で怒りすぎるのを防ぐ。
  • むやみに目標を立てずに、解決志向の4つの注意点を押さえることで、叱らないで済むようになる。

いかがでしょうか。「叱り方」が下手なのかと悩む前に、まず過去のことばかりに目を向けず、これからできること、未来の解決策に焦点を合わせるようにしましょう。

一番は、叱らないで済むこと。親御さんと子供が一緒になって問題を考えることができれば叱ること・怒ることが減っていきます。できるところから始めてみてくださいね。

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